【これで解決!】ジャズサックス初心者が陥りやすいリード選びの失敗と対策【おすすめ?】|MUSIC HACK
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【これで解決!】ジャズサックス初心者が陥りやすいリード選びの失敗と対策【おすすめ?】

「いざジャズサックスを始めよう!」と意気込んで楽器を手にしたものの、最初に悩むのがリード選びではないでしょうか。「周りは3番が良いって言うけど…」「プロは硬いリードを使っているって聞いたけど…」そんな疑問や不安を感じている初心者の方も多いはず。

この記事では、ジャズサックス初心者が陥りやすいリード選びの失敗と、その対策を徹底解説します。「吹きやすい」リードを選ぶことこそが、上達への近道であり、ジャズの楽しさを味わうための秘訣なのです。

リードの硬さ、鵜呑みにしていませんか?

よく「サックスのリードは3番が基準」と言われることがあります。確かに、ある程度の演奏経験がある方にとっては、3番が扱いやすい硬さかもしれません。しかし、サックスを始めたばかりで、まだ楽器を吹くための口周りの筋力や呼吸に関連する様々な筋肉、息のスピードや量をコントロールしたりタンギングをする舌の筋肉が十分に発達していない初心者の方にとって、3番のリードは非常に硬く感じられるはずです。

無理に硬いリードを使おうとすると、息が続かなかったり、音が出にくかったり、すぐに疲れてしまったりと、演奏すること自体が苦痛になってしまう可能性があります。これでは、せっかく始めたジャズサックスが楽しくなくなってしまいますよね。

上級者は硬いリードを使う?それは一面的な見方です

硬めのリード特有のサウンドがあることは確かです。しかし、それは十分に鍛えられた演奏技術と筋力があってこその話。

驚くかもしれませんが、2番や2.5番といった比較的柔らかいリードを愛用しているプロのジャズサックス奏者はたくさんいます。彼らは、柔らかいリードでも十分に表現力豊かな、魅力的な音色を奏でています。

「良い音」の印象は総合的なもの

初心者が陥りやすい失敗の一つに、「音色そのもの」にこだわりすぎてしまうことがあります。もちろん、理想の音色を持つことは大切ですが、私たちが出音として認識する印象は、音色そのものだけではありません。アタックの仕方、音の処理、リズム、そして何よりもイントネーション(音程の正確さ)など、様々な要素が複雑に絡み合って生まれるものなのです。

例えば、ロングトーンを録音した音源の両端をカットして、音の伸びている部分だけを聴いた場合、それがサックスの音なのかトランペットの音なのかすら判断が難しいと言われています。これは、楽器の固有の音色というよりも、音の持続という要素だけでは楽器を特定しにくいことを示唆しています。

初心者の段階では、まだサックスを自在にコントロールするための様々な筋肉が十分に発達していません。その状態で、音色そのものに過度にこだわってしまうと、鍛えられていない筋力では到底コントロールできない硬すぎるリードを選んでしまい、結果的に吹きにくい、音程が不安定な演奏になってしまうという悪循環に陥りやすいのです。

失敗しないリード選びの秘訣:とにかく「吹きやすさ」を最優先に!

初心者がリード選びで最も大切なこと、それは「とにかく吹きやすい」リードを選ぶことです。

  • アタックがしやすい: スパッと出したいところで音が出る。
  • ピッチが取りやすい: ピッチが柔軟にコントロールでき、良いイントネーションで演奏できる。
  • 伸ばしやすい: 安定した息の流れで、音を長くまっすぐ伸ばすことができる。
  • 低音域から高音域まで出しやすい: 全音域で無理なく音が出せる。

これらの「吹きやすさ」は、私たちが実際に耳にする「出音の印象」に大きく影響します。無理なくコントロールできるリードを使うことで、結果的に安定した良い音を出すことができるようになるのです。

音色は筋力と奏法で磨く

楽器の音色そのものは、まずサックスをしっかりとコントロールするための筋力がついてから、様々な奏法を習得していく中で変化させていくものです。リードは、あくまでその土台となる「吹きやすさ」を提供してくれる道具と考えるべきでしょう。

まずはしっかりと基礎を築き、自分の思い通りに音が出せるようになること。その上で、「もっとこんな音色が出したい」という具体的な目標が出てきた時に、改めてリードやマウスピースなどの道具を再検討するのが、上達への理にかなった進め方と言えるでしょう。

「吹きやすさ」は人それぞれ。オンラインで 個々人に合わせた アドバイスを

ただし、「吹きやすい」と感じるリードの硬さや種類は、個人の体の状態や、使用しているマウスピースなどの他のセッティングとの相性によって異なります。一概に「これが誰にでも合う」という正解はありません。

もしリード選びに迷ってしまったら、MUSIC HACKのオンラインレッスンをぜひ活用してみてください。経験豊富なプロの講師が、あなたの体の状態や目標、現在のレベルに合わせて、個々人に合わせた アドバイスを提供します。オンラインなので、自宅にいながら気軽に相談できるのが魅力です。

とはいえ、まず何を買えばいいのか見当もつかない場合

比較的安価で柔らかいものから選べばとりあえずはOKです。
合わなかった場合もここを基準にできます。
安価なのでダメージも少ないです。

具体的には、昔から愛されているRICO(D’Addario)のオレンジ色の箱のものです。2番か2.5番が良いでしょう。

いわゆるジャズ・ポップス用のマウスピースと呼ばれるものをお使いの場合は2番

D’Addario WoodWinds ダダリオ リード アルトサックス用 RICO RJA1020 [硬さ:2.0] 10枚入り
4.7

価格: 約3,500円

世界中で愛される最もポピュラーなリード
演奏のしやすさを重点に置き、アンファイルドカットによるパワフルな音色が特徴
硬さ:2.0 / 10枚入り

D’Addario WoodWinds ダダリオ リード テナーサックス用 RICO [硬さ:2.0] 10枚入り
4.6

価格: 約4,200円

世界中で愛される最もポピュラーなリード
演奏のしやすさを重点に置き、アンファイルドカットによるパワフルな音色が特徴
硬さ:2.0 / 10枚入り

楽器に付属されていたマウスピースや、いわゆるクラシックタイプをお使いの場合は2.5番

D’Addario WoodWinds ダダリオ リード アルトサックス用 RICO [硬さ:2.5] 10枚入り
4.6

価格: 約3,500円

世界中で愛される最もポピュラーなリード
演奏のしやすさを重点に置き、アンファイルドカットによるパワフルな音色が特徴
硬さ:2.0 / 10枚入り

D’Addario WoodWinds ダダリオ リード テナーサックス用 RICO [硬さ:2.5] 10枚入り
4.6

価格: 約4,500円

世界中で愛される最もポピュラーなリード
演奏のしやすさを重点に置き、アンファイルドカットによるパワフルな音色が特徴
硬さ:2.0 / 10枚入り

まとめ

サックスを始める年齢や経験に関わらず、正しいリード選びは上達への第一歩です。まずは吹きやすいリードでサックスの楽しさを存分に味わってみてください。

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