サックス奏者が上達のために常に意識すべき2つの要素

サックスを演奏するためには様々なテクニックや能力を駆使します。
それを、漠然と練習してバランスよく身に付けるのは困難です。

自分の現状を把握し、足りないところを見つけ、改善していく必要があります。
ただし、何となく「かっこ悪い気がする」とは感じても、どこがどう悪くて、改善するにはどうすればいいのかは、判断しにくいものです。

サックス演奏は大きく2つの要素“技術”と“イメージ”に分けられる

サックスを操作する“技術”と、演奏内容の具体的な“イメージ”です。

“技術”はアウトプットの能力

“技術”とは、思い通りに演奏するためのテクニックです。演奏したいことがあっても技術が伴わなければそれを演奏することはできません。例えば…

  • 音をまっすぐ長く伸ばせる
  • 音量のコントロールができる
  • 低い音から高い音まで均一に出せる
  • タンギングが早くキレイにできる
  • フィンガリングが滑らかにできる
  • 音の跳躍がスムーズにできる
  • 音色のコントロールができる

などが挙げられます。もしこの中で苦手な項目があったら、それは表現をする技術が欠けていることになります。

“イメージ”は演奏したいことを思い浮かべる能力

“イメージ”とは抽象的でなく、具体的な音そのものを思い浮かべることです。思い通りに演奏するための、“思い”の部分です。例えば…

  • どの高さの音か
  • どのくらいの音量か
  • どんなリズムか
  • どこで始まり、どこで止めるか
  • どんな音色か
  • どんなニュアンスか

などが挙げられます。何となく息を吹き込んで音を出していたり、何となく指を動かして覚えたフレーズを吹いたりしていては、出る音も何となくになってしまいます。

“技術”と“イメージ”を向上させる為に必要なこと

技術の向上には物理現象を考える

技術の向上にはもちろん練習が不可欠ですが、知識や方法を知ることで効率が大きく変わります。闇雲に練習をしてそのうち良くなることを期待しても、効果は薄いです。効率よく技術を向上させるには…

  • 発音の仕組みを知ること
  • 必要な筋肉や神経について知ること
  • 自分の現状を把握し、適切な課題を設定すること
  • 正しいアプローチで練習すること

などが挙げられます。間違ったアプローチのまま練習してしまうと、上達どころかマイナスに作用する場合もあります。正しいアプローチに導けるように、必要な知識を得ましょう。

イメージの向上には感覚を鍛える

イメージの向上には、楽器の練習とは別に能力を鍛える訓練が必要です。楽器の練習だけでは、イメージより技術の訓練に集中してしまい、イメージする能力がなかなか養われません。効率よくイメージを向上させるには…

  • 音感を鍛えること
  • リズム感を鍛えること
  • サックス演奏における細かなニュアンスを聴き取る訓練をすること
  • 良い演奏を聴くこと

などが挙げられます。音感については、絶対音感は幼少期でなければ身に付きませんが、相対音感は大人になってからでも体系的なトレーニングによって身に付けることが出来ます。リズム感も効果的に鍛えられる訓練があります。

まとめ

サックス演奏には“技術”と“イメージ”が必要です。
この2つを効率的に身に付けるには

  • 上記のことを踏まえ
  • 自分に足りないこと、必要なことを整理し
  • 適切な課題を設定し
  • コツコツ取り組むこと

です。

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